テック企業においてテクノロジーより大切なこと

  hbr.org の記事で、Digital Growth Depends More on Business Models than Technology という記事が掲載されていました。要旨としては、テクノロジー企業の成功要因として本当に大切なことは、ビジネスモデルである、といった分析内容です。   たとえば、10億ドル以上の時価総額を受けているような企業(Uber, Slack, Pinterest など)について、普段多くの人は、最新テクノロジーやデジタル・プラットフォーム、リピート顧客層の厚さ、といったものに成功要因があったのだろうと捉えがちです。 そうではなく当記事では、カスタマー・バリュー・プロポジション (CVP) の重要性、そして売上・コスト・利益・リソースからなるProfit Formulaなど、ビジネスモデルそのものの方が、最新テクノロジーを駆使することよりもずっと大切であることを解説しています。VCからの資金調達も、スタートアップが成功するための手段の一つであり、それ自体が目的ではありません。   これは、私が海外スタートアップの支援をするときに心がけている点にも共通しています。お客様からコンサルティングのご依頼を頂く際、具体的にxxというマーケティング・プラットフォームを活用したい、xxの形式の広告運用がしたい、といったご要望を頂くことも実際多いものです。 しかし、やはり一番大切なことは、企業のマーケティング戦略の全体像やビジネスモデルを理解した上で、最適なマーケティングチャネルを選ぶことに他なりません。最新のマーケティングツールやチャネルに振り回されることなく、あくまでも各社のプロダクト、ビジネスモデルに適したマーケティング戦略をご提案することを心がけています。   Digital Havasは、日本市場へのGo-to-Market 戦略を得意とし、総合的なデジタルマーケティング戦略について、ご提案から施策実施までサポートしています。ご興味のある方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。

【2019】テクノロジー業界動向 – テック大手の衰退

テック大手の衰退、テック企業の成長の鈍化について、メディアでも取り上げられるようになり久しくなりました。BloombergによるPodcast・Decrypted で、テック大手の衰退について議論されていたのでご紹介します。     Is the Tech Boom Coming to an End? (Podcast) では、テック大手各社が買収を通じて事業拡大・ユーザー獲得を図ってきた経緯について指摘しています。AmazonのWhole Foods Market買収、GoogleのYouTube買収、FacebookのInstagram買収に見られるように、テック大手各社は買収により事業拡大をしてきました。 ところが、最近では流石に成長が鈍化してきています。具体的には、米国内の世帯のうち60%は、Amazon Primeのユーザー会員です。流石にこれ以上は、Amazonが米国内でユーザー層を拡大し続けることが難しいだろう、といった指摘をしています。 とはいえAmazonでは、リテール分野の強化に加え、Whole Foods Marketの事業拡大、インド市場への介入へ舵を切っています。GoogleではSelf-driving car分野への事業投資、Facebookでは政治分野での事業拡大など、各社が新しい事業領域へと参入しています。 一方、プライバシー保護に関連する規制など、新しい法律や規制がテック大手各社の成長鈍化を促進しているという見方もあります。Decryptedでは毎回面白いトピックが取り上げられていますので、ご興味のある方は是非聴いてみてください。   ※海外テックスタートアップのデジタルマーケティング・ローカライゼーション事業にご興味のある方は、気軽にお問い合わせください。まずはコンサルティング(期間限定・初回無料)へお申込ください。